チャーリー・ヘラーの復讐
著作名
チャーリー・ヘラーの復讐
著者
ロバート・リテル
ジャンル
スパイミステリ
星の数
★★★
出版社
新潮文庫
原作出版
1973
備考

ミュンヘンのアメリカ総領事館に三人のテロリストが乱入。刑務所の仲間の釈放を条件に、居合わせた人たちを人質に立てこもる。しかしドイツ政府のテロリストに対する強硬策は、人質殺害という悲劇を生む結果となる。その犠牲となった若い女性にはチャーリー・ヘラーという婚約者がいたのだ。

彼は、CIAに勤務するコンピュータ技師であり、主な仕事は暗号の解読、作成であった。婚約者の死の知らせにかたく復讐を誓うが、上層部はテロリストたちの居所をつかみながらも、手を打とうとしない。業を煮やしたへラーは、機密文書を盗み出し、それをたてにCIAを脅迫。自ら暗殺者として復讐を遂げるべく特訓を受ける。そして持ち慣れない武器を手に、テロリストたちの潜むチェコへと潜入していくのだった。


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