タナーは30年ぶりに生まれ故郷のアイオワに帰る。叔父がわけてくれた広大な農場の処分のためだった。長兄マットと次兄カートは換金を主張したが、妹のゲイルは娘夫婦のために農場を残したかった。そんな折り、カートの息子のビリーの首吊り死体が発見される。警察は自殺と断定するが、タナーには甥が自殺するとは思えなかった。独自に捜査を開始すると、ヴェトナム戦争の影、それと隠された家族間の争いが見えてくるのだった……。