ウサギ料理は殺しの味
著作名
ウサギ料理は殺しの味
著者
ピエール・シニアック
ジャンル
ミステリ
星の数
★★★
出版社
中公文庫
原作出版
1981
備考

警察をお払い箱になり、私立探偵事務所に勤めはじめたセヴラン・シャンフィエは、調査地へ向かうため、車でフランスのとある田舎道を走っていた。
だが目的地へ着く前に、ポンコツ車がエンコ。
修理に数日かかるため、小さな町に足止めされる。
折りしもこの町では、若い女性を狙った二件の殺人事件が起こり、町の人々を震撼させていた。
事件はすべて木曜日に起こった。
そしてまた木曜日が巡り、第三、第四の殺人が!
いずれの場合にも、死体のそばには一本の扇が置かれていた。

シャンフィエは毎夜、町一番のレストラン『オ・トロワ・クトー』で夕食を摂っていた。
オ・トロワ・クトーで木曜日に『狩人風ウサギ料理』が供される日、若い女が殺される。
ウサギ料理と殺人には何の関係があるのか?
探偵事務所をクビになったシャンフィエは、町に滞在を続けて独自に調査を始めるが...。
狩人風ウサギ料理と事件にはどんな関係があるのか!?


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