- 著作名
- 推定無罪
- 著者
- スコット・トゥロー
- ジャンル
- 法廷ミステリ
- 星の数
- ★★★
- 出版社
- 文春文庫
- 原作出版
- 1987
- 備考
-
語り手は地方検事局の主席検事補、サビッチ。
同僚の女性検事補が鈍器で撲殺された。
それも、両手を縛られ、レイプされて。
サビッチの捜査が難航する中、上司の地方検事が代わったため、彼も仕事を新任の検事補に引き継ぐ。
その新検事補が殺人の容疑者として起訴したのが、サビッチだった。
検事局内での勢力争いなどを描きながら、サビッチ夫妻や彼を助ける刑事らの心理のあやを浮き彫りにする。
法廷での激しい駆け引きに目を奪われていると、どんでん返しをくらう。
ストーリーがぐいぐい変転、読者は先が読めないまま、サプライズエンディングへ。