「8」
何も考えなくていい、ただ読めばそれで満足!
短篇の名手スレッサーとは異質のすごさがあります!
この本には生々しい殺人事件がありません、ある意味新鮮かも!
ボッシュものはいつも安心して読める。いわば高いレベルでのマンネリかも知れない。
サックスが警察から離れてストーリーは終焉かと思いきや! 今までで最高!
ウォルターズの賞を取った作品と期待したが、それほどでも。
単純なお話かと思いきや、終盤はどんでん返しの連続。
これはお買い得な短編集です。それぞれの作者も一流をそろえている。
ソーンダイク博士に敬意を表して★★★でアップします。
アイリッシュのほうがなじみのあるウールリッチですが、いつ読んでもいいですね!
高評価を与えたが、クラムリーをはじめて読むならお薦めしない。
80近い老いぼれ探偵がいたけど、こちらは婆さんが二人! とても元気です。
今までにないスタイルの作品、好き嫌いがはっきり出るかもしれない。
よく出来たパロディの短編集、どの作品も読み応えがあります。
マトリックスの世界がわかる人には面白い。SF冒険ミステリ。
単純にこういう本は好きです、文庫本なら評価はもう一つ上!
久しぶりにおやって思う作品に出会った。
ダルジールが倒れ、パスコーは孤軍奮闘! こんなに活躍するパスコーは初めてです。
謎解き、歴史、サスペンス、恋愛、全編にちりばめられたぺダントリーと読みどころ満載。
トルコを舞台の本なんてと期待なしで読み始めたが、文体がいい。思わぬ拾い物をした。
前作「褐色の町」でアップは控えたが、大きくはばたいた。謎も人物もサスペンスもいい。
ダニングの作品にはずれはない。安心して読めます。
未来が見えない物語にぞっとします。少年の純真さに光が――!
いつの間にか主導権はキンケイドからジェマに移動しましたね。
ダイヤモンド・シリーズはこれからも続くことが確実! そんな展開が待っています。
密室版そして誰もいなくなっただ! 最後の最後まで結末は見えない!
最近では数少ない冒険小説の傑作。読み出したら止められないお気に入りシリーズ。
ガブリエル・アロンのシリーズは、ラドラムの作品を半分に凝縮したような傑作です。
ネット・ハッキング物と法廷物のミックスだが一息で読めます。
すんなりと読めました。作品ごとに主人公が変わり視点も変わるのが面白い。
続けてローザンの作品、どれも読みやすいし次を読みたくなる。二人の探偵もいい!
はじめはなんとなく気が乗らなかったが後半は一気に読みました。
私は読んだ順番が逆だったが、第1作ということ以上に力強い作品。
結局、S.J.ローザンの本はすべてよかった。リディアもスミスもいい。
こういう作品は大好きです。ミステリもサスペンスも十分、それに意外性も。
さらっと読むにはちょっと重いかな、でもよく書き込んでいるということで★プラス1。
世の中で絶賛されるほどではない、ケインもトンプソンも大好きじゃないからかも。
前作よりもはるかに私の好みだ。全体に読み応えのある傑作です。
パーカーのハードボイルド・ウェスタン。これがまた読ませます。
息をつく間もないノンストップサスペンス。
どんどんよくなるフロストシリーズ――、あと2作でおしまいとは、本当に残念です。
久しぶりのニーリイ、すっきりと読みやすい文体は好感が持てる。
ささやかな濡れ場のシーンもあって「アリバイのA」を彷彿させます、ぜひ一読を!
オカルトが自然に溶け込んでいる不思議なミステリ不利な条件を見事にカバー!
ヘルズキッチンが生き生きと描かれている、神父の証言シーンには涙が!
現在過去未来、見たことも聞いたこともない題材でできあがったすごいSF小説。
古いソ連の社会体制がもろに出ていて読むのはもういいという拒否反応が!
読んで損はない! スリルもサスペンスも謎解きもある、でも最後は必要なのか?
復活したディックは作品も力強さを増し、リズムがあってサスペンスも謎解きもいい。
最後に来てわけが分からなくなり2度3度と読み返した。そして、これは傑作だと確信!
何よりも短いのがいい、冗長に長い本が多い中これはいい。
読みにくい箇所もあったが平均したら読みやすかった。これなら買っても損はない。
終盤の感情の盛り上がりは、すでに身内をなくしている自分には涙を止められなかった。
写真をこれだけ詳しく記述した本は初めて、筋書きの意外性もいい。
相変わらずパワー全開のイヴァノヴィッチ! ステファニーは今回も大活躍です。
コナリーの最高傑作かとわくわくしながら読み上げたが、どういうわけか一つ足りない。
前作に比べると少し落ちますがお薦め、登場人物のキャラクター性が少し薄いかも。
前作を凌ぐ大冒険小説、前半はあまりにもじれったいが、後半は一気読み。
暗くなりそうな題材をよく書きこんでいます。“シェトランド四重奏”第二章。
好みにもよりますが、終盤の重苦しさがちょっと気になった。
闇の中で嘲笑う卑劣な殺人鬼、コンピュータの世界の凄さを見せてくれます。
途中でちょっと長いなとは思いながらも、ワクワクと読み進めた。
著者のしつこさをあまり感じることなく読めた分★が増えた。次に期待!
前作「灯台」に勝とも劣らぬ筆致で読み応えずっしり。動機の解明にびっくり!
数独をどうやってミステリに? 期待ほどではなかったが初ということで!
リーバス警部も次作が最後という思い入れで力を入れて読んだ!
琴線に響く展開もあるのだが、ストーリーを錯綜させすぎ。
前作には届かないがこれも傑作、読んで損はない。骨太の作品!
これも悪くはないが、デビュー作と比べるとね、あのレベルを読みたい。
先が全く見えない長い物語だが終盤になってから早い。
長く続いたリーバス警部シリーズもこれが最後、何度も読み返した。
もう最後なんだという意識が、ジェッシイとサニーの終わりもいい。
ブログを材料にしたサスペンスが良く出来ていて、ネット社会の光と影をあばく。
ダルジールが見事に復活した。24時間のお話ながらしっかり長い、最後のおまけがいい。
ラスト・フランシスの作品という思い入れもあるが――。