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わたしが読んだお薦めの海外ミステリや冒険小説

「7」

  1. 冷たい銃声  ロバート・B.パーカー  ★★★★

    のっけからあのホークが撃たれるという始まり、テンポのいい会話と展開でシリーズ最高。

  2. シャーロック・ホームズの思い出  コナン・ドイル  ★★★★★

    ホームズの第2短篇集、回想という題名もある。 ホームズは私にとっていつも星は五つ。

  3. 凍れる森  C.J.ボックス   ★★★

    初めて読んだ作家だけど、いい本です。今後が楽しみです。

  4. あなたに不利な証拠として  ローリー・リン・ドラモンド  ★★★

    これは短篇集ですが、まとめてひとつの作品だったら★は一つ追加ですね。

  5. 真夜中への挨拶  レジナルド・ヒル   ★★★

    前作「死の笑話集」よりもパスコーが明るくなっていて読みやすいが……。

  6. 証拠は眠る  オースティン・フリーマン  ★★★

    今頃ソーンダイクの本が出版された。記念として一冊リストアップしておきます。

  7. 死者の長い列  ローレンス・ブロック   ★★★

    マット・スカダーは55歳になっていて、これといったアクションもなしだがまあまあ。

  8. 花崗岩の街  スチュアート・マクブライド  ★★★★

    英国ミステリ界に、スコットランドの新星登場! とてもいいです。

  9. 倒錯の舞踏  ローレンス・ブロック   ★★★

    マット・スカダーのシリーズはどれも可もなく不可もなく安定しているようだ。

  10. パズル・パレス  ダン・ブラウン   ★★★

    いやはやなんとも……、これがダン・ブラウンの処女作だったとは。

  11. 処刑宣告  ローレンス・ブロック   ★★★★

    続けて読んでるからかもだが、酔いどれ探偵の時代よりも今のマットの方が好きです。

  12. 最後の旋律  エド・マクベイン  ★★★

    最後の作品らしく、87分署のメンバーのほか、デブのオリーまでもが総動員!

    87分署最後の事件! 理由なき連続射殺に刑事たちの捜査が迫る。

  13. 報復という名の芸術  ダニエル・シルヴァ  ★★★

    久し振りに冒険小説を読んだなって気が――、新ヒーロー、ガブリエル登場。

  14. 死角  キャサリン・コールター  ★★★

    FBI捜査官夫妻シリーズもの、どれもそこそこ面白いので一つアップします。

  15. 20年目のクラスメート  メアリ・ヒギンズ・クラーク  ★★★

    重要な登場人物が多すぎますが、悪くはない、平均的なお薦め作品ですね。

  16. 謀略上場  クリストファー・ライク  ★★★

    いまどきのIT産業をめぐるお話ですが、ITそのものは単なる材料、冒険小説ですね。

  17. エミリーの不在  ピーター・ロビンスン  ★★★

    この人の作品は初めて手にしたけどいいですね。とりあえずデータとして。

  18. 殺人展示室  P.D.ジェイムズ  ★★★

    ダルグリッシュ警視長、「過去の事件」に挑まれる!

  19. 魂よ眠れ  ジョージ・P.ペレケーノス  ★★★

    ペレケーノスのストレンジ・シリーズだが最後にはステファノスも絡んでくる。

  20. 告解  ダニエル・シルヴァ  ★★★★

    史実虚偽を織り交ぜ手に汗握る冒険小説に仕上げている。

  21. ラット・シティの銃声  カート・コルバート  ★★★

    冒頭から見事に引き込まれ、テンポも軽快、読んでいて楽しい。

  22. さよならを告げた夜  マイクル・コリータ  ★★★★

    おとなしい語り口なれど、最後の結末は衝撃的でした。

  23. ドラマ・シティ  ジョージ・P.ペレケーノス  ★★★

    犬をうまく扱っているのは特筆もののハードボイルド、超特急で読めます。

  24. 風の影  カルロス・ルイス・サフォン  ★★★★

    読み進めていくうちにおぼろげながらこの物語が見えはじめる。

  25. 死と踊る乙女  スティーヴン・ブース  ★★★

    登場人物は多いし場面もバラバラ、最後に結びついたような? 紹介の意味で。

  26. ハマースミスのうじ虫  ウィリアム・モール  ★★★

    古典の名作の一つ、復刻版で復活したわけですが、今読んでもいいと思います。

  27. 天使と罪の街  マイクル・コナリー  ★★★★

    超面白特急本、一気読みでした。読めば分かる。。。

  28. 眼を開く  マイクル・Z.リューイン  ★★★★★

    アルバート・サムスンが復活した。パウダーもアデルもいる。メアリーが増えた。

  29. 倒錯の罠  ヴィルジニ・ブラック  ★★★

    こんなフランスの作品は初めてです。読んでいくとユーモアかと思うけど――。

  30. 公爵家の相続人  ローリー・キング  ★★★

    ラッセルが主人公、物語の結末に向かっての流れは読者を十分に満足させる。

  31. 女検死官ジェシカ・コラン/ロンドンの十字架  ロバート・ウォーカー  ★★★

    FBI女検死官ジェシカ・コランがロンドンで捜査にあたる。

  32. ブロッサム  アンドリュー・ヴァクス  ★★★

    つい何度も読み返した、しかし、読み返すたびによさが浮かび上がってきた。

  33. 出生地  ドン・リー  ★★★

    日本を舞台にした作品で賞もとっている。読んでみると――なにか違和感が。

  34. 復讐  ティム・グリーン  ★★★

    現代に甦る「モンテ・クリスト伯」、読み返してよさがわかりました。

  35. ハード・キャンディ  アンドリュー・ヴァクス  ★★★

    ここにはベルもフラッドの面影もふんだんに出てくる。ウェズリイがバークの前に。

  36. ブルー・ベル  アンドリュー・ヴァクス  ★★★★★

    ゾクゾクしながら読み終えた。ヴァクスの最高傑作と断言できる。

  37. 眠れる犬  ディック・ロクティ  ★★★

    14歳少女セーラと探偵ブラッドワースの丁々発止のやりとりが面白い。

  38. 容疑者  マイケル・ロボサム  ★★★★

    後半が分かりにくいストーリーだが最後まで読んで、ああ、なるほどと。

  39. スクール・デイズ  ロバート・B.パーカー  ★★★

    菊池光亡き後、新しい訳者(加賀山卓朗 )でのパーカー節は健在でした。

  40. 豊饒の地  フェイ・ケラーマン  ★★★

    この人の名前は知ってたけど、初めて読みました。よかったです。

  41. 市民ヴィンス  ジェス・ウォルター  ★★★

    犯罪小説とひと言では言い表せないフシギな本、思わぬ展開で決着です。

  42. デス・コレクターズ  ジャック・カーリイ  ★★★★

    初っ端からぐいぐい引き込まれます。真相の暴かれ方もいい。ロマンスもある。

  43. 真夜中のあとで  アイリス・ジョハンセン  ★★★

    この作品はストーリーもいいしロマンスも適度にあります。

  44. すべては死にゆく  ローレンス・ブロック  ★★★

    スカダー・シリーズはこれが最後かも知れない。

  45. 異人館  レジナルド・ヒル  ★★★★

    小川洋子さんの本を読んでいると、とても親しみのわく本で、暗くない!

  46. キングの死  ジョン・ハート  ★★★

    法曹界からまたひとり、すばらしい作家が誕生した。ジョン・ハートである。

  47. クレイジー イン アラバマ  マーク・チャイルドレス  ★★★★

    アメリカ南部の本を読んだって実感が残る名作、警察署長を彷彿させる。

  48. 埋葬  リンダ・フェアスタイン  ★★★★

    ポーへのオマージュということでふんだんにポーが出てきて、出来もいい!

  49. 軌道離脱  ジョン・J.ナンス  ★★★

    今はとてもありえないが、数年後にはありうるかも知れないお話。

  50. 殺人作家同盟  ピーター・ラヴゼイ  ★★★

    ダイヤモンド警視シリーズを外れた息抜きの作品なれど、これが面白い!

  51. デジタルの秘法  キャサリン・ネヴィル  ★★★★

    発売当初に読んだが今再読して評価が上がった、当時はパソコンがなかった。

  52. 沈黙の叫び  マーシャ・マラー  ★★★

    主人公のシャロン・マコーンがすこぶるいい。

  53. 死ぬまでお買物  エレイン・ヴィエッツ  ★★★

    軽いコメディタッチの女性が主人公の本は最近とても多いです。

  54. 飛ぶのがフライ  ジル・チャーチル  ★★★

    初めて読むジル・チャーチル、コージーミステリですね、結構いけます。

  55. 目くらましの道  ヘニング・マンケル  ★★★

    「笑う警官」以来スウェーデンでは2作目のゴールド・ダガー賞受賞作品。

  56. ガラスのなかの少女  ジェフリー・フォード  ★★★

    可もなく不可もなし、ディエゴとイザベルがいい。

  57. グルメ探偵と幻のスパイス  ピーター・キング  ★★★

    おもしろい題材で読めます、作者紹介の意味でアップ。

  58. ブラック・キャブ  ジョン・マクラーレン  ★★★★

    読み進めるうちにどんどんはまりました。主役は娘のポピーかも!

  59. 再起  ディック・フランシス  ★★★

    フランシスが戻ってきたが、シッド・ハレーの登場はこれが最後かもしれない。

    だって、あまりにもハッピーに物語が終結してしまった。

  60. 暗く聖なる夜  マイクル・コナリー  ★★★★

    相変わらず快調なボッシュ、さらに最後にはすてきな結果が――。

  61. インモラル  ブライアン・フリーマン  ★★★

    謎解きあり法廷ありサスペンスありそしてロマンスもある至れり尽くせりの傑作!

    ★★★以上★★★★未満と言ったところですね!

  62. 灯台  P.D.ジェイムズ  ★★★★★

    重厚長大ではないが逆に読みやすい、御年85歳に敬意を表して★五つ!

  63. 殺し屋の厄日  クリストファー・ブルックマイア  ★★★

    こんな書き出しの本は今まで見たことがないが、そこそこいけます。

  64. 13のショック  リチャード・マシスン  ★★★

    早川異色作家短篇集のひとつでこれは読んでいなかった。

  65. 水底の骨  アーロン・エルキンズ  ★★★

    骨から解き明かされる謎の数々、そして驚愕の結末!

  66. 豚たちの沈黙  ジル・チャーチル  ★★★

    ジェーンとその子供たちをはじめとする個性的な登場人物がいい。

  67. 殺人は広告する  ドロシー・L. セイヤーズ  ★★★

    セイヤーズっていいですね。彼女の作品の紹介は少ないからアップです。

  68. 警視の週末  デボラ・クロンビー  ★★★★★

    シリーズで読んでいないと★★★★かも知れないが……。

  69. ロック・ラモーラの優雅なたくらみ  スコット・リンチ  ★★★★★

    新人登場しかもシリーズの第一作だ、少なくともこれは絶対お薦め!

  70. 口は災い  リース・ボウエン  ★★★

    口は災いそのものずばり、モリー・マーフィーの運命やいかに!

  71. フェイスフル・スパイ  アレックス・ベレンスン  ★★★

    9.11以降テロとの戦いがスパイの仕事になったが生々しさが面白さを半減。

  72. ハリウッド警察25時  ジョゼフ・ウォンボー  ★★★★

    マクベインよりも骨太の警察ミステリ、読みやすいです。

  73. 漆黒の鳥  ジョエル・ローズ  ★★★

    よくもまあこんな本が書けるものだと感心します。

  74. 数学的にありえない  アダム・ファウアー  ★★★★

    面白い、しかし本が高すぎる! 文庫本なら★五つでもいいが、一つ損をした。

  75. 大鴉の啼く冬  アン・クリーヴス  ★★★

    事件そのものはあっけなかったけどよく書き込んでいます。

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