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わたしが読んだお薦めの海外ミステリや冒険小説

「3」

  1. フレッチ/殺人方程式  グレゴリー・マクドナルド  ★★★★

    軽妙洒脱、いかにもアメリカ作家らしいユーモアたっぷりの作品。

  2. ブラック・サンデー トマス・ハリス   ★★★

    同じ作者とはいえ「羊たちの沈黙」よりははるかに好みにあう。

  3. ホッグ連続殺人  ウィリアム・L.デアンドリア  ★★★

    今の時代に本格ものの謎解き場面を再現。

  4. オールド・ディック L.A.モース   ★★★

    78歳という史上最年長の私立探偵が登場する異色のハードボイルド。

  5. 復讐法廷 ヘンリー・デンカー   ★★★

    日本ではこんなこと絶対無理というよりありえない。

  6. ガラスの鍵 ダシール・ハメット   ★★★

    小さな町の数日の出来事、感情移入を極端に押さえた文章、これぞハードボイルド。

  7. 暁の死線 ウィリアム・アイリッシュ   ★★★★

    「幻の女」を読むまでは私にはこれが最高点だった。

  8. 予告殺人 アガサ・クリスティー   ★★★

    ミス・マープルの名を一躍高めたクリスティー後期の傑作。

  9. 法王の身代金 ジョン・クリアリー   ★★★

    法王誘拐なんて、こんなことありうるんだろうか?

  10. 矢の家 A.E.W.メースン   ★★★

    サスペンスがいたるところに、古典とはいえ素晴らしい本格パズル。

  11. ダンスシューズが死を招く  メアリ・H.クラーク  ★★★

    これを絶賛する人もいるが大事なダンスをこんな感じにされるといやだな。

  12. 図書館の死体 ジェフ・アボット   ★★★

    最近賞を取った作品ってたいしたことないけど、読みやすかったな。

  13. 大空港 アーサー・ヘイリー   ★★★★

    ハイジャックものだが、登場人物がごくごく普通の人。

  14. ハロウハウス11番地  ジェラルド・A.ブラウン  ★★★

    <組織>に戦いを挑む男と女の物語、「二人はすでに死んでいた」でおしまい。

  15. 九マイルは遠すぎる(短篇集)  ハリイ・ケメルマン  ★★★

    推論に推論を重ねた本当によくつくられたお話。

  16. 殺意の楔 エド・マクベイン   ★★★★

    膨大な87分署シリーズの中でもこれが最高と思う。

  17. 真犯人 パトリシア・コーンウェル   ★★★★★

    <自立した女性が主人公>の小説を<女性作家>が書き、 <女性の訳者>が翻訳したものが

    <女性の読者>に受けている。 FEMALEから「4Fミステリー」と呼ばれている。

  18. キドリントンから消えた娘  コリン・デクスター  ★★★

    この作品から各章の冒頭に様々な引用が並ぶようになった。

  19. 樹海戦線 J.C.ポロック   ★★★

    作者は、グリーンベレーの隊員だったこと以外経歴は不明。

  20. アガタイトの葬列 クレイ・レイノルズ   ★★★

    葬り去るためにこそ町は生み出された、最後は――なんてことだ。

  21. 昏い部屋 ミネット・ウォルターズ   ★★★★

    よく出来てるけど自分にはサイコものはどうも★ひとつ少ない。

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  22. 死にゆく者への祈り ジャック・ヒギンズ   ★★★

    ヒギンズはこの頃までならどれもお薦めです。

  23. かくも冷たき心 J.C.ポロック   ★★★

    ポロックは――、ジェイムズ・エリオットだった。

  24. 緋色の記憶 トマス・H.クック   ★★★

    最近はこういう類の本が評判がいい、悪いとは言わないけど……。

  25. 剣客商売シリーズ 池波正太郎   ★★★

    老剣客秋山小兵衛と息子大治郎の冒険譚、これは面白い、ハードボイルドだ。

  26. 審問 パトリシア・コーンウェル   ★★★★

    スカーペッタ、最大の危機、殺人容疑に敢然と立ち向かう!

  27. 切断 ジョイス・ポーター   ★★★

    ドーバー警部ほどダメでいやな奴はいない、なぜ事件が解決するのだ?

  28. 悔恨の日 コリン・デクスター   ★★★

    モース最後の挑戦は、謎に包まれた看護婦殺し。

    なんと、人気シリーズが終わってしまった。引退どころか死んでしまった。

  29. オデッサ・ファイル  フレデリック・フォーサイス  ★★★

    「ジャッカルの日」に次ぐ第2弾、この物語のスピードはすごく快適。

  30. ゴールデン・キール デズモンド・バグリイ   ★★★

    バグリイの処女作、この作家には凡作はなかっかった。 早くに亡くなったのが惜しまれる。

  31. 針の眼 ケン・フォレット   ★★★

    ノルマンディ上陸作戦を知ったドイツスパイ「針」と英国情報部の対決。

  32. パンドラ抹殺文書 マイケル・バー=ゾウハー   ★★★★

    二重スパイ「パンドラ」の存在をめぐり米ソスパイの策謀と裏切り。

  33. 女には向かない職業 P.D.ジェイムズ   ★★★

    コーデリア・グレイの作品はもっとあってもよいのでは。

  34. 古い骨 アーロン・エルキンズ   ★★★

    スケルトン探偵ギデオンとは、今までにいない人物を創りだしたものです。

  35. 扉の中 デニーズ・ミーナ   ★★★

    CWA賞の受賞作ということで手に取ったが好みには合わないよう、

    でも読み出したら一気だった。

  36. 八百万の死にざま ローレンス・ブロック   ★★★

    大都会ニューヨークを舞台に繰り広げられる愛しくも哀しいハードボイルド。

  37.  F.W.クロフツ   ★★★

    アリバイ崩しに執念を燃やしたクロフツの処女作、 いまさらだけど一応はずせない。

  38. 恐怖の関門 アリステア・マクリーン   ★★★★

    このころのマクリーンはどれもお薦め、はずれがない、それに比べて晩年は……。

  39. 盗まれた空母 トマス・ブロック   ★★★

    こういうシチュエーションを考え出すと後が続かないものだが、 このブロックも……。

  40. すべての石の下に ポーラ・ゴズリング   ★★★

    町を揺るがす緊急事態。容疑者は保安官自身!

  41. 密造人の娘 マーガレット・マロン   ★★★

    どうなることやらと読んでいたらあっという間に読み上げた。面白い!

  42. Mr.クイン シェイマス・スミス   ★★★★

    とんでもない悪党が主人公です。この世には神も仏もいないのか。

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  43. アラスカ戦線 ハンス=オットー・マイスナー   ★★★

    第二次大戦末期、な、なんと、日本軍がアラスカに……。

  44. ミッションMIA J.C.ポロック   ★★★

    MIAとは "missing in action" 戦闘中の行方不明者のこと。

  45. 夜のフロスト R.D.ウィングフィールド   ★★★★

    雨にも負けず風邪にも負けず、名物警部フロストは、今夜も大奮闘!

  46. 24時間 グレッグ・アイルズ   ★★★

    誘拐された少女は小児糖尿病、インスリンを射たないと……。

  47. 警視の接吻 デボラ・クロンビー   ★★★

    だんだん良くなる法華の太鼓じゃないけどもう6冊目になった。

  48. 幻の特装本 ジョン・ダニング   ★★★★

    「死の蔵書」に続きこれも傑作、レベルは同じだけど次にもっと期待して★4つ。

  49. グリーンリバー・ライジング  ティム・ウイルロックス  ★★★

    すざましい監獄暴動小説、なんか知らないけど一気に読み上げた。

  50. ボーン・コレクター ジェフリー・ディーバー   ★★★

    究極の安楽椅子探偵の登場、だけどここまで来ると連載は無理かも。

  51. ブラック・ハート マイクル・コナリー   ★★★

    アメリカハードボイルドも90年代には警察を舞台に展開される。

  52. コフィン・ダンサー  ジェフリー・ディーヴァー  ★★★

    立て続けに借りたのを読んでるが、どれも面白い、しかも連載になりそう。

  53. 僧正殺人事件 S.S.ヴァン-ダイン   ★★★

    10代のときにはホームズ以外ではこれが最高傑作だと思っていました。

  54. 夢果つる街 トレヴェニアン   ★★★

    トレヴェニアンがこんな本を書きました、冷たさが身に染むような。。。

  55. 真実の行方 ウィリアム・ディール   ★★★

    リチャード・ギアの映画で有名に、バックに流れた「海の歌」がよかった。

  56. エンプティー・チェアー  ジェフリー・ディーバー  ★★★★

    立て続けに3冊読破、安楽椅子探偵を脱皮してどんどんよくなりました。

  57. 血の収穫 ダシール・ハメット   ★★★★

    ハードボイルド・ミステリの幕開けを告げる、長編第一作。

  58. 暗闇へのワルツ ウィリアム・アイリッシュ   ★★★

    アイリッシュはなんてったって短編だがこれもよかった。

  59. さらば甘き口づけ ジェイムズ・クラムリー   ★★★★

    まだリストアップをしてなかった、スルーに小泉喜美子にも乾杯!

  60. ダンシング・ベア ジェイムズ・クラムリー   ★★★★

    クラムリー連荘だ、前作がスルー、今度はミロの番。

  61. ゴールド・コースト ネルソン・デミル   ★★★

    ゴールド・コーストなる言葉はオーストラリアと思ってしまった。

  62. 骨と沈黙  レジナルド・ヒル  ★★★

    もう少し短いと助かるのですがね、でもそこそこいけますね。

  63. 罰金  ディック・フランシス  ★★★

    フランシス初期の傑作、1970年度アメリカ探偵作家クラブ賞・ 最優秀長篇賞

  64. バビロン脱出  ネルソン・デミル   ★★★

    極限状態で展開する人間ドラマを重厚かつ精緻に描破とあるが……。

  65. ラスコの死角  リチャード・ノース・パタースン   ★★★

    これが処女作でMWA賞を受賞したが、この後の作品の方がはるかにいい。

  66. オリエント急行の殺人  アガサ・クリスティ   ★★★

    意外な犯人という意味では「アクロイド殺し」と双璧をなすクリスティの代表作。

  67. 813  モーリス・ルブラン   ★★★

    ホームズと並び称される永遠のヒーロー、アルセーヌ・ルパンを忘れてはいけない。

  68. 盗まれた手紙  エドガー・アラン・ポー   ★★★

    「一番巧妙な隠し方は隠さないことだ」というミステリー論理の原点を表示。

  69. オランダ靴の謎  エラリイ・クイーン   ★★★

    日本で初めて翻訳されたクイーンの長編がこの本だそうです。

  70. 俺たちには今日がある  トニー・ケンリック   ★★★

    主人公ハリーはどこにでもいそうな中年のサラリーマン、それがある日――。

  71. ビロードの悪魔  ジョン・ディクスン・カー   ★★★

    中世英国を舞台にした幻想的な歴史ミステリ巨編。

  72. 白い僧院の殺人  カーター・ディクスン   ★★★

    “不可能犯罪の巨匠”の残した数多くの名作の中でも代表作の一つ。

  73. プレーグ・コートの殺人  カーター・ディクスン   ★★★

    初登場のH・M卿と奸智にたけた犯人の息づまる対決!

  74. ニューゲイトの花嫁  ジョン・ディクスン・カー   ★★★

    著者の時代本格の嚆矢となった傑作。

  75. 曲った蝶番  ジョン・ディクスン・カー   ★★★

    フェル博士が解き明かす衝撃の真相!

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