エラリー・クイーン

ABCの評価は「海外ミステリガイド」仁賀克雄著より
A-傑作。 B-佳作。 C-普通作。

ABC 作品 出版社
B ローマ帽子の謎 1929 各社より出版
B ★★ フランス白粉の謎 1930
A ★★ オランダ靴の秘密 1931
A ★★ ギリシヤ棺の謎 1932
A ★★★ エジプト十字架の秘密 1932
A ★★★ Xの悲劇 1932
C アメリカ銃の謎 1933
B シャム双生児の秘密 1933
A ★★★★ Yの悲劇 1933
A ★★ Zの悲劇 1933
B レーン最後の事件 1934
エラリー・クイーンの冒険 1934 創元推理文庫
A ★★ チャイナ・オレンジの秘密 1934 各社より出版
エラリー・クイーンの新冒険 1935 創元推理文庫
B スペイン岬の秘密 1935
A 中途の家 1936 ハヤカワ文庫
C ニッポン樫鳥の謎 1937 創元推理文庫
C 悪魔の報酬 1938 各社より出版
C ハートの4 1938 創元推理文庫
C ドラゴンの歯 1939 各社より出版
生き残りクラブの冒険 1940 創元推理文庫
黒い犬の秘密 1941 ハヤカワ文庫
消えた死体 1941 創元推理文庫
A ★★★ 災厄の町 1942 各社より出版
大富豪殺人事件 1942 ハヤカワ文庫
金色の鷲の秘密 1942
A 靴に棲む老婆 1943 早川ポケミス
緑色の亀の秘密 1944 ハヤカワ文庫
B フォックス家の殺人 1945
赤いリスの秘密 1946
A 十日間の不思議 1948
茶色い狐の秘密 1948
A 九尾の猫 1949
白い象の秘密 1949
B ダブル・ダブル 1950
C 悪の起源 1951
犯罪カレンダー
1月「雙面神クラブの秘密」
2月「大統領の五セント貨」
3月「マイケル・マグーンの凶月」
4月「皇帝のダイス」
5月「ゲッティスバーグのラッパ」
6月「くすり指の秘密」
7月「墜落した天使」
8月「針の眼」
9月「三つのR」
10月「殺された猫」
11月「ものをいう壜」
12月「クリスマスと人形」
1952 早川ポケミス
C 帝王死す 1952 ハヤカワ文庫
黄色い猫の秘密 1952
C 緋文字 1953
B ★★ ガラスの村 1954
青いにしんの秘密 1954
★★ クイーン検察局 1955
B クイーン警視自身の事件 1956
C 最後の一撃 1957
二百万ドルの死者 1961
B 盤面の敵 1963
C 第八の日 1964
C 三角形の第四辺 1965
クイーンのフルハウス 1965
C 恐怖の研究 1966
C 1967
C 真鍮の家 1968
クイーン犯罪実験室 1968
C 孤独の島 1969
C 最後の女 1970
C 心地よく秘密めいた場所 1971

Ellery Queen (USA)
------------------------------
 フレデリック・ダネイ(Frederic Dannay: 1905-82)と、従兄弟同士のマンフレッド・B・リー(Manfred Bennington Lee: 1905-71)の共同ペンネーム。 バン・ダインの成功に刺激されて共作を思い立ち,処女作『ローマ帽子の謎』(1929)で一躍大評判を得る。 引き続いて《国名シリーズ》やバーナビー・ロス(Barnaby Ross)名義の『…の悲劇』のシリーズを発表,推理作家としての地位を不動のものとした。 本格推理小説として,解決篇の前にすべてのデータを読者に提示することを本分とし,“読者への挑戦”のページを設けた(11作目まで)。 『エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン』(EQMM)を創刊したほか,アンソロジーの編纂も多い。


inserted by FC2 system