朝食の最中に事務所に押し入り、いきなり銃を撃ってきた大男を、 わたしは一弾で倒した。 見知らぬ男がなぜわたしを殺そうとしたのか? 助手のミス・ジェンキンズと海兵隊時代の仲間たちの協力で 調査に乗り出すわたしの前に浮かびあがってきたのは、警察の腐敗と謎の女。 “ドブネズミの街”シアトルを、減らず口を武器に探偵ロシターが行く。 シェイマス賞候補のハードボイルド。