凶悪犯に腹をめった刺しにされて一年間休職したローガン・マクレイ部長刑事が復帰早々に遭遇したのは、寒風吹き荒ぶ水路に浮かぶ、幼児の無残な死体だった。
あまりにむごい光景にローガンの傷ついた内臓はよじれそうだった。
これをきっかけにしたように、街では幼児が次々に姿を消す。
おぞましい連続殺人鬼が徘徊しているのか?
警察は批判の矢面に立たされ、さらには内部の何者かが情報を新聞社にリークしている。
いきなり捜査の最前線に投げ込まれたローガンは苦戦を強いられるが…
英国ミステリ界に颯爽と登場した新星、堂々のデビュー作。