グロリアスコット号事件
ホームズが手がけた最初の事件。
事件が起こった正確な年代は記されておらず、1872年説から1876年説までがある。
ホームズが大学生のころ、友人のヴィクター・トレヴァーの家で1か月を過ごすところから事件は始まる。
ホームズの滞在の終わりに、ハドソンという船乗りがトレヴァー邸に押しかけてきてから楽しい生活は一変する。ヴィクターが狼藉に堪りかねてハドソンを追い出した直後のある日、父のトレヴァー氏が1通の短い手紙を受け取るが、読んだとたんに驚愕の余り倒れて急死(心臓に持病があった)。その謎をホームズが解明する。