- 著作名
- 共犯証言
- 著者
- スティーヴン・グリーンリーフ
- ジャンル
- ハードボイルド
- 星の数
- ★★★
- 出版社
- 早川ポケミス
- 原作出版
- 1982
- 備考
-
カリフォルニア州の架空の町エルゴルドの主席検事補レイ・トルソンは、降って沸いたチャンスに奮い立った。
エルゴルドを牛耳るトニー・フルートが轢き逃げ事件を起こし、その事件について有力な証人を手にする。
証人の名前はテレサ・ブレア。公判を三日後にひかえ、彼女は突然失踪してしまう。
トニー一味の手にかかったのか？彼らを恐れて身を隠したのか？サンフランシスコの私立探偵ジョン・マーシャル・タナ−は、レイ・トルソンの依頼を受け、テレサを探し始める。
タナ−は、テレサの夫ジェームズ、隣人のキャスリン・マーティン、友人のタンシ−・ヴェリットらに話を聞いて回るが、テレサの行方はようとして知ない。
それどころか、彼女と付き合いのあった人たち誰もが、彼女の過去をほとんど知らないのだ。
テレサの過去をさかのぼり始めたタナ−に、２人組の男たちが警告を発する。
「テレサ・ブレアやトニー・フルートやエルゴルドに関して聞いたことはみんな忘れるんだ」