- 著作名
- 魔術師（イリュージョニスト）
- 著者
- ジェフリー・ディーヴァー
- ジャンル
- ミステリ
- 星の数
- ★★★★★
- 出版社
- 文藝春秋
- 原作出版
- 2003
- 備考
-
ニューヨークの名門音楽学校で殺人事件が発生。
犯人は人質を取ってリサイクルホールに立てこもる。
駆けつけた警官隊が包囲し出入り口を封鎖するなか、ホールの中から銃声が聞こえてきた。
ドアを破って踏み込む警官隊。
だが犯人の姿はない。
人質もいない。
ホールは空っぽだった……。
衆人環視の中で犯人が消えるという怪事圏の発生に、科学捜査専門家リンカーン・ライムと鑑識課警官のアメリア・サックスは、犯人はマジックの修業経験があることを察知して、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。
奇術のタネを見破れば次の殺人を阻止できる。
しかし、超一流イリュージョニストの“魔術師”は、早変わり、脱出劇などの手法を駆使して次々と恐ろしい殺人を重ねていく――。
「デヴィッド・カッパーフィールドとハンニバル・レクターを会わせたような」犯人を登場させ、「これまでの作品のなかで最高の“どんでん返し度”を誇る」と著者が豪語する、イリュージョンのようなミステリ。