1963年冬、イギリスのダービーシャー州の寒村から、13歳の少女アリスン・カーターが消えた。 さっそく警察は捜索を開始するが、少女の行方は不明のまま。 住民は無口で、よそ者に心を開かない。 若き警部ジョージ・ベネットは殺人事件と考え、ついに被疑者を拘留する。 死体なき裁判が始まった……。 『殺しの儀式』でCWAゴールド・ダガー賞を受賞した作家の、話題の新作ミステリー