男の首/黄色い犬
著作名
男の首/黄色い犬
著者
ジョルジュ・シムノン
ジャンル
ミステリ
星の数
★★★
出版社
創元推理文庫
原作出版
1931
備考

『男の首』――十月十五日午前二時、パリのサンテ監獄の死刑囚監房第十一号の扉が音もなくあき、一人の人影がひそやかに廊下へ出、監獄の外の闇にのまれた。オーバーの襟を立てた三人の男が食い入るようにその姿を見守っていた……。一人は警視メグレ。あとの二人は予審判事と典獄だった!

『黄色い犬』――フランス西端の漁港コンカルノー。この静かな漁港で、酒類取引商のモスタガン氏が何者かに殺される。そのそばに、どこからともなく黄色い犬が近寄ってきた……。常に殺人現場に現れる黄色い犬の謎は何か?


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