1944年、アッツ島を要塞と変えた日本軍は、米本土爆撃に必要な気象情報を入手すべく11人の兵士をアラスカに潜入させる。 指揮官日高遠三大尉はオリンピック10種競技の銀メダリストでサバイバリスト。 迎え撃つのは元野獣監視員アランら14名。 伝説の狩猟民ヌナミウト族をも巻き込んで日高とアランの死闘は続く――。 絶対に屈服しない2人の男のフェアな戦いを、ドイツ人作家が描いた異色作。