矢の家
著作名
矢の家
著者
A.E.W.メースン
ジャンル
本格推理
星の数
★★★
出版社
創元推理文庫
原作出版
1924
備考

4月もまだ浅いある朝のこと、フロビッシャー=へズリゥト法律事務所に、一通のいわくありげな手紙が舞い込んできた。
差出人はボリス・ワベルスキー、姉のジャンヌ=マリ・ハーロウ夫人の財産分与の件に関する申し出であった。
それから3週間後、ハーロウ夫人は死亡する。
遺書によると全財産は無条件で夫人の亡父の姪であり養女でもあるベティ・ハーロウに譲られることになっている。
これを知ったワベルスキーは怒り、ベティが夫人を毒殺したのだと告発する。
孤立無援になったベティは、ハーロウ家の顧問弁護士に救いを求める。正義派いずれにありや?
一方、パリ警視庁からもアノー探偵がロンドンの現地に急行する。
……ところが“犯人”は意外にも……。


inserted by FC2 system