ホッグ連続殺人
著作名
ホッグ連続殺人
著者
ウィリアム・L.ディアンドリア
ジャンル
本格推理
星の数
★★★
出版社
ハヤカワ文庫
原作出版
1979
備考

ニューヨーク州の地方都市スパータはパニック寸前であった。
その冬のブリザードと共に切り裂きジャックにも匹敵する殺人者が現われたのだ。
それは不運な事故に思えた、工事の表示板が落下し、走行中の車に激突したのだ。
だが、表示板には細工がなされていた。
事件後、目撃者の新聞記者ビューアルのもとに、一通の手紙が届いた。
「……この手紙が最後だなどと思うなよ。まだまだ死人は出る。HOG」
HOGの予告どおり、事件は続く、階段からの墜落死、氷柱による事故、麻薬の打ち過ぎ。
いずれの事件にもHOGの影があった、そしてさらなる殺人を予告した挑戦状が届いた。
犯人は殺人鬼なのか、隠された動機は?
困惑した市当局は、今世紀最高の頭脳、名探偵二ッコロウ・ベイネディッティに捜査を依頼した。


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