1960年代にスコットランドを震撼させた絞殺魔“バイブル・ジョン”。 事件は迷宮入りとなっていたが、それから30数年、同様の手口の事件が起き、リーバス警部は捜査に乗り出した。 はたして伝説の犯人が帰ってきたのか、あるいは模倣班の仕業か? 折りしもリーバスが昔担当した事件で服役中の囚人が冤罪を訴えて獄中で自殺。 警察の内部調査が開始されることとなった。 四面楚歌の状況のなか、リーバスの地を這うような操作が続く。