柴錬三国志 柴錬三国志
著作名
柴錬三国志
英雄・生きるべきか死すべきか
著者
柴田錬三郎
ジャンル
中国歴史小説
星の数
★★★★★
出版社
集英社文庫
原作出版
1995
備考

(上) 稀世の大軍師・諸葛亮孔明は、若き蜀帝・劉禅を奉じ、魏との戦の火ぶたを切った。
先帝・劉備すでに逝き、猛将関羽・張飛も今はないが、武力随一の魏に政変が起きた。
この機に献じる「出師の表」……。
雄大な構想で描く痛快きわまる大ロマンの第1部。

(中) 20世紀の今日まで名を残す大軍師、蜀の諸葛亮孔明と魏の司馬仲達が、自ら指揮をとって雌雄を決するときがついに来た。
大勝か、しからずんば大敗か――。
知能の限りを尽くし、自国の存亡を賭けて相戦う二人の名将の壮烈な戦いぶりを雄渾に描く第2部。

(下) 中国大陸が魏と呉と蜀に三分されてから幾歳月……。
不世出の大軍師・諸葛亮孔明いまは亡く、蜀の命運は若き英傑姜維伯約の双肩にかかっていた。
中原制覇を生涯の悲願とする姜維は、蜀の興亡を賭けて宿敵・魏と死闘を繰り返すこと数度、いよいよ最後の決戦場にのぞむ。

天下統一の野望を胸に、名高い英雄、豪傑たちの栄光と挫折を描く「柴錬三国志」完結篇。


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