1919年、ワールド・シリーズ八百長事件に巻き込まれて永久追放の憂き目にあった悲運の外野手シューレス・ジョーことジョー・ジャクソン。
そのシューレス・ジョーが、いまアイオワの玉蜀黍畑の中の野球場に現れる。 ――夢見ることの力、人生における“野球”という言葉の魔力を、詩的に、ファンタスティックに描いた傑作青春小説。
これを映画化した「フィールド・オブ・ドリームズ」のラストシーンはいつ見ても涙が出る。