わたしが読んだお薦めの海外ミステリや冒険小説

三国志やミステリではないけどお気に入りの本の紹介

佐伯泰英「居眠り磐音 江戸双紙」

 印は読了してます。

佐伯泰英表紙画像です

公式ホームページ

  1. 陽炎ノ辻(かげろうのつじ) 2002/04

    直心影流の達人、坂崎磐音。藩内騒動がもとで自藩を離れ、江戸深川六間堀で浪々の日々を送る。ある日、磐音はふとした縁で両替商の用心棒を引き受けるが、幕府の屋台骨を揺るがす大陰謀に巻き込まれてしまう。著者渾身の痛快時代小説!
    ――両替商・今津屋吉右衛門の用心棒になる。

  2. 寒雷ノ坂(かんらいのさか) 2002/07

    江戸深川六間堀、金兵衛長屋で浪々の日々を送る坂崎磐音。直心影流の達人だが、相も変わらぬ貧乏暮らし。仕事の口を求めて奔走する磐音に、暇乞いをした豊後関前藩との予期せぬ関わりが生じて……。著者渾身の痛快時代小説第二弾。
    ――隠された陰謀が明かされて行く。

  3. 花芒ノ海(はなすすきのうみ) 2002/10

    安永二年、初夏。江戸深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音。直心影流の達人なれど、日々の生計に追われる浪人暮らし。そんな磐音にもたらされた故郷、豊後関前藩にたちこめる、よからぬ風聞……。著者渾身の痛快時代小説第3弾!
    ――許婚の奈緒が身売りを……。

  4. 雪華ノ里(せっかのさと) 2003/02

    秋の気配を漂わす西海道を急ぐ直心影流の達人、坂崎磐音。忽然と姿を消した許婚、奈緒の行方を探す途上、道連れとなった蘭医が因で、異形の僧に襲撃されることに……。春風駘蕩のごとき磐音が、行く手に待ち受ける闇を断つ。大好評痛快時代小説第四弾。
    ――日田で蘭医の中川淳庵と出会う。

  5. 龍天ノ門(りゅうてんのもん) 2003/05

    直心影流の達人、坂崎磐音は相も変わらぬ浪人暮らし。許婚、奈緒の行方を追って、故郷・関前から加賀金沢まで旅したが、ついに会えずじまい。江戸の住人に温かく迎えられてほっとしたのも束の間、八百八町を震撼させる大事件に巻き込まれる。
    ――奈緒が白鶴と名を変え、花魁として吉原に入った。

  6. 雨降ノ山(あふりのやま) 2003/08

    夏を彩る大川の川開きを間近に控えた頃、深川六間堀の金兵衛長屋に住む素浪人、坂崎磐音は日頃から世話になっている両替商・今津屋から花火見物の納涼船の護衛を頼まれる。不逞の輩が出没するというのだが……。痛快時代小説第六弾。
    ――今津屋の内儀・お艶(えん)の大山詣で。

  7. 狐火ノ杜(きつねびのもり) 2003/11

    金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。そんな折り、両替商・今津屋の心遣いもあり、働きづめのおこんの慰労を兼ねて、紅葉狩りにでかけたが、悪行をなす不埒な直参旗本衆に付け狙われる。痛快時代小説第七弾。
    ――おこんが誘拐される。

  8. 朔風ノ岸(さくふうのきし) 2004/03

    初春の陽光を水面に映す深川六間堀。金兵衛長屋に住む浪人暮らしの坂崎磐音は新年早々、南町奉行所年番与力の笹塚孫一に請われ、屠蘇気分も抜けぬ御府内を騒がす大事件に関わることに……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第八弾。
    ――妹伊予への祝いの品をおこんが見繕う。

  9. 遠霞ノ峠(えんかのとうげ) 2004/05

    金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。そんな折り、鰻屋で奉公を始めたばかりの幸吉に思わぬ災難がふりかかる。一方、豊後関前藩の物産を積んだ一番船が江戸に向かったが……。書き下ろし痛快長編時代小説。
    ――豊後関前藩の物産を積んだ一番船が……。

  10. 朝虹ノ島(あさにじのしま) 2004/09

    深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は、相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。そんな折り、揚弓場「金的銀的」の朝次の口利きで行方知れずの娘芸人探しをすることに……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十弾。
    ――伊豆国熱海の石切場へ出向く。

  11. 無月ノ橋(むげつのはし) 2004/11

    深川六間堀、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われていた。そんな折、包平の研ぎを頼んだ鵜飼百助邸を訪れた際、旗本用人の狼藉を諫めたことで、思わぬ騒動に……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第11弾。
    ――笹塚孫一が斬られる。

  12. 探梅ノ家(たんばいのいえ) 2005/03

    雪が舞い、江戸が寒気に包まれる頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。そんな磐音が御府内を騒がす黒頭巾の押し込み強盗一味の探索に関わることに……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十二弾。
    ――今津屋吉右衛門の後添えが決まる。

  13. 残花ノ庭(ざんかのにわ) 2005/06

    深川六間堀、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。そんな折、横行する美人局騒ぎで、南奉行所定廻り同心木下一郎太、地蔵の武蔵親分らを手助けすることに……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説。
    ――奈緒、おこん、桜子の微妙な関係に変化が生じる。

  14. 夏燕ノ道(なつつばめのみち) 2005/09

    河岸の柳が初夏の風情をみせる頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。両替商・今津屋の老分番頭由蔵らと日光社参に随行することになった磐音だが、出立を前に思わぬ事態が……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十四弾。
    ――十代将軍徳川家治の日光社参に随行する。

  15. 驟雨ノ町(しゅううのまち) 2005/11

    陽光煌めき、江戸の盛夏を迎える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は身過ぎ世過ぎに追われていた。豊後関前藩より助力の礼にと招かれた今津屋吉衛門らの案内役として下屋敷に向かった磐音は、父正睦より予期せぬことを明かされ……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十五弾。
    ――坂崎正睦が江戸に出てきて事件に巻き込まれる。

  16. 螢火ノ宿(ほたるびのしゅく) 2006/03

    夕涼みの日々が続く江戸深川六間堀、金兵衛長屋。相も変わらぬ浪人暮らしの坂崎磐音だが、小田原脇本陣・小清水屋の長女お香奈と大塚左門が厄介事に巻き込まれたことを聞き及ぶ。一方、白鶴太夫にも思わぬ噂が……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十六弾。
    ――白鶴太夫こと奈緒が身請けされる。

  17. 紅椿ノ谷(べにつばきのたに) 2006/03

    花菊香り、江戸が秋の風情をただよわす頃、深川六間掘、金兵衛長屋に住む浪人、坂崎磐音は日々の生計に追われていた。そんな磐音が、両替商・今津屋吉右衛門とお左紀の祝言に際し、花嫁行列の案内役を務めるのだが……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十七弾。
    ――磐音とおこんの二人の仲が急接近!

  18. 捨雛ノ川(すてびなのかわ) 2006/06

    大晦日を間近に控えた深川六間堀。金兵衛長屋に住む坂崎磐音は見過ぎ世過ぎに追われていた。そんな磐音が、品川柳次郎らと訪れた地蔵蕎麦で、南町奉行所定廻り同心木下一郎太に請われ、賭場の手入れに関わることに……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十八弾。
    ――佐々木道場の改築工事が終わる。

  19. 梅雨ノ蝶(ばいうのちょう) 2006/09

    青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十九弾。
    ――磐音が初めて不覚をとり負傷した。

  20. 野分ノ灘(のわきのなだ) 2007/01

    蚊帳売りの声が江戸の夏を彩る頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音はある決意を胸に抱いていた。そんな折り、墓参のためおこんを同道して豊後関前への帰国を願う父正睦の書状が届く。一方、磐音を狙う新たな刺客が……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十弾。
    ――磐音がおこんを伴い関前に向かう。

  21. 鯖雲ノ城(さばぐものしろ) 2007/01

    海路三十余日、速吸瀬戸を過ぎり、豊後関前を目指す御用船正徳丸。舳先に立った坂崎磐音とおこんは断崖に聳える白鶴城を望んでいた。湊では父正睦、母照埜らが出迎えてくれたが、秋茜飛び交う国許では、よからぬ事が出来し……。著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十一弾。
    ――磐音とおこんの仮祝言が執り行われる。

  22. 荒海ノ津(あらうみのつ) 2007/04

    玄界灘の荒波が初冬の気配を漂わす頃、豊後関前を発った坂崎磐音とおこんは筑前博多に辿り着く。福岡藩の御用達商人箱崎屋次郎平の招きに応えての訪いであった。到着早々、磐音は旅の武芸者に絡まれた若侍と武家娘を助けるのだが……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十二弾。
    ――筑前博多の箱崎屋御寮に逗留する。

  23. 万両の雪(まんりょうのゆき) 2007/08

    筑前若松を発った磐音とおこんは帰府の旅路にあった。一方、南町奉行所の孫一は、厄介な事件に直面していた。6年前に孫一が捕縛した男が島抜けし、江戸に向かったというのだ。春風駘蕩のごとき磐音が悪を討つ! 痛快時代小説、待望の第二十三弾。
    ――笹塚孫一が積年の難事件を解決、磐音は佐々木磐音になる。

  24. 朧夜ノ桜(ろうやのさくら) 2008/01

    梅香漂い、江戸が小正月を迎える頃、佐々木磐音はおこんとともに麻布広尾村に出向いていた。御典医桂川国瑞と織田桜子の祝言への列席であったが、折しも、界隈で横行する不逞の輩が花嫁行列を塞ぎ・・・。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十四弾。
    ――磐音、おこんと佐々木道場で祝言を挙げる。磐音五番勝負が始まる。

  25. 白桐ノ夢(しろぎりのゆめ) 2008/04

    神保小路に初夏の陽射しが降りそそぐ頃、佐々木磐音、おこん夫婦は尚武館道場で穏やかな日々を送っていた。そんな折り、西の丸に出仕する依田鐘四郎を通じ、家基より予て約定のものを手配いたせとの言伝がもたらされるが……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十五弾。
    ――磐音、うなぎを西ノ丸に届ける。また西ノ丸に潜む雑賀衆を退治する。

  26. 紅花ノ邨(べにばなのむら) 2008/07

    百日紅が咲き誇り、江戸が晩夏に移ろう頃、佐々木磐音は吉原会所の若い衆とともに奥州道中を北へと向かっていた。奈緒の嫁いだ紅花大尽前田屋に奇禍が降りかかる騒ぎが起き、山形藩も関わっているというのだが……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十六弾。
    ――磐音、山形に出向き前田屋と奈緒の苦境を救う。

  27. 石榴ノ蝿(ざくろのはえ) 2008/09

    蟋蟀の鳴き声が初秋を告げる頃、出羽山形を発った佐々木磐音と吉原会所の若い衆は、日光道中の帰路を急いでいた。江戸を目前にした千住掃部宿で、磐音はお家騒動の諍いにより窮地に陥った若侍を助けるのだが……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十七弾。
    ――磐音、家基の江戸見物と宮戸川の鰻を案内する。

  28. 照葉ノ露(てりはのつゆ) 2009/01

    直参旗本設楽家の当主貞兼の酒乱が元で、設楽家で巻き起こった大騒動。その報せを受けた南町奉行所同心木下は、設楽家にふりかかった危難を救うため、佐々木磐音に相談を持ちかけた。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を斬る。シリーズ第二十八弾。
    ――竹村武左衛門の新しい職が決まる。五番勝負の四人目が。

  29. 冬桜ノ雀(ふゆざくらのすずめ) 2009/04

    冬枯れの季節、高家由良家の屋敷前に冬桜を見物にやってきた磐音は、由良家当主高継の乗物を前に千利休ゆかりの茶碗の返却を迫る二人の武士と遭遇した。やがて二人の武士は抜刀し、切先を乗物に突き立てようとするが・・・春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第二十九弾。
    ――五番勝負の五番目? 盲目の剣士丸目高継との死闘が始まる。

  30. 侘助ノ白(わびすけのしろ) 2009/07

    餅搗きの音が江戸の年の瀬を彩る頃、佐々木磐音、おこんらは神保小路の尚武館道場で穏やかな日々を送っていた。一方、土佐藩近習目付重富百太郎、利次郎父子は高知に辿り着くが、国許に帰着早々、思わぬ危難に見舞われ……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第三十弾。
    ――利次郎が高知でめざましい働きをし、槍折れの小田平助が尚武館の客分になる。

  31. 更衣ノ鷹(きさらぎのたか)上 2010/01

    備前包平の研ぎを頼みに本所の鵜飼百助を訪ねた佐々木磐音は、本所深川界隈で新年の挨拶を済ませ、神保小路への帰路についていた。両国橋で只ならぬ妖気とともに立ち現れた丸目歌女と遭遇した磐音は、先の戦いで磐音に敗れた丸目高継の死と磐音への復讐を告げられる。そんな折り、西の丸家基の剣術指南役を解かれた磐音は、近日中に家基一行が鷹狩りに向かうことを知らされ……。西の丸家基をめぐり、磐音が田沼意次の陰謀に立ち向かう。著者初の上下巻。

  32. 更衣ノ鷹(きさらぎのたか)下 2010/01

    ――ついに家基は田村意次の奸計に倒れる、さらに衝撃の結末に一筋の光明が!

  33. 孤愁ノ春(こしゅうのはる) 2010/05

    桜の花が咲き、江戸が晩春に移ろう頃、佐々木磐音とおこんは小梅村にある両替商・今津屋の御寮で静かな日々を送っていた。老中田沼意次の配下が昼夜を分かたず御寮を監視していたが、やがて磐音を狙う刺客が現れ……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第三十三弾。
    ――玲圓とおえいの遺髪を刈谷の佐々木家の菩提寺に納め、坂崎磐音に戻る。

  34. 尾張ノ夏(おわりのなつ) 2010/09

    軒菖蒲売りの声が江戸に仲夏を告げる頃、坂崎磐音、おこんらは尾張名古屋城下に長屋を借り、落ち着いた日々を送っていた。そんな折、磐音とおこんは散策の途中、ふと立ち寄った呉服問屋で揉め事に遭遇するのだが……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第三十四弾。
    ――ふとしたことで尾張の城下に落ち着くことになる。

  35. 姥捨ノ郷(うばすてのさと) 2011/01

    名古屋城下に滞在し、尾張藩影ノ流道場の客分として稽古に励む坂崎磐音。大和柳生の武芸者笠間厳右衛門の添え状を持参の男が道場を訪れ、磐音との稽古を望むが……。書き下ろし長編時代小説第三十五弾。
    ――姥捨ノ郷で、おこんが子供(空也)を生む。

  36. 紀伊ノ変(きいのへん) 2011/04

    安永九年の新春を迎え、坂崎磐音、おこん夫婦は紀伊領内姥捨の郷で安息な日々を送っていた。そんな折り、幕府財政立直しを図る田沼意次の方針が打ち出され、姥捨の郷と高野山に眠る鉱脈にその手が伸びようとしていた。一方江戸では、磐音からの書状が笹塚孫一を通してある人物にもたらされ……。第三十六弾。
    ――品川柳次郎とお有がめでたく祝言をあげる。

  37. 一矢の秋(いっしのとき) 2011/07

    安永十年三月、紀伊領内姥捨の郷に寄寓する坂崎磐音一行は、再三に渡り雹田平一党らの襲撃にさらされていた。一方、本所界隈は桜の季節を迎え、御家人品川柳次郎とお有夫婦は、駒井小路の桂川邸を訪問していた。その帰り道、尚武館道場が解体される現場に遭遇し……。書き下ろし長編時代小説第三十七弾。
    ――雹田平やおすなを打ち取る。またお有が懐妊する。

  38. 東雲ノ空(しののめのそら) 2012/01

    系図屋雹田平らとの戦いに勝利し、姥捨の郷を発った坂崎磐音一行は、江戸帰着を目前に控えていた。折りしも、磐音らの江戸入りを阻もうとする田沼意次一派が六郷の渡し場で警戒の網を張るところに、旅の一行が現れ……。遂に新展開を迎える書き下ろし長編時代小説第三十八弾。

  • 「居眠り磐音江戸双紙」読本 2008/01

    平成の大ベストセラーといわれる書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」の初のガイドブック。豪華な「深川・本所」「江戸地図」の九面折り畳みカラー地図を始め、地図も読み物も充実。居眠り磐音の世界が2倍、3倍に楽しめます。若き日の由蔵と少女おこんの出会いを描いた書下ろし中編小説「跡継ぎ」(シリーズ番外編)も収録。ファン必携です。
    ――おこんの由蔵との出会いから今津屋へ奉公にあがるまで。

  • 帰着準備号 橋の上 2011/10

    明和六年、坂崎磐音は藩主の参勤上番に従い、初めて江戸の地に立った。亀戸町に父の旧知稲生実隆を訪ねるため両国橋を渡った磐音は、厄介ごとに巻き込まれる。若き日の磐音を描いた書下ろしの「橋の上」他、江戸帰着を控えたシリーズ本編を前に、江戸の街にスポットに当てた読物を収録した、居眠り磐音江戸帰着準備号。
    ――磐音が藩主に従い江戸の地に立ち出会った出来事や佐々木道場に入門するまで。

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